20代でも終活をする時代! 葬儀を考えるタイミングに“早すぎる”はない
葬儀について考える・話し合うことに“早すぎる”はありません。自分にも家族にもいつかは必ず訪れること。今からできることを家族葬のプロに教えてもらいました。
※家族葬についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
家族葬そら
巳亦昭江さん
新潟の葬儀に携わり20年。打ち合わせから司会・進行まで幅広く対応。
家族葬にするか、どうするか… 自分のため、家族のために今できること
いつかは誰にも訪れる“その時”のために、普段の暮らしの中で今からできることを紹介します。どれも少しの意識で始められることです。できることから試してみてください。
家族の写真をたくさん撮っておきましょう
実は多くの人が悩むのが遺影。日頃から、家族一人一人の写真を撮るように心がけましょう。自分の遺影を決めておくのもいいでしょう。
家族葬について正確な情報を手に入れましょう
家族葬という言葉のイメージだけで選択せず、正確な情報を仕入れたうえで、自分や家族に合った葬儀かどうか検討することが大切です。
気軽に資料請求をしたり、相談会に行ってみましょう
ご臨終から葬儀までは慌ただしく、あっという間です。資料請求や相談会への参加は無料で行えます。葬儀社を検討しておきましょう。
普段の何気ない会話から上手にヒアリングを
かしこまって家族で話し合うのが苦手なら、日常会話の中で「葬儀は誰を呼びたい?」など、上手にヒアリングを。この会話は将来必ず役に立ちます。
家族で話し合う機会を設けましょう
葬儀の多くは突然訪れます。誰を呼んでほしいか、どんな葬儀にしたいか、家族で話し合っておくことが自分のため、家族のためになります。
どんな葬儀にしたいか考えておくことも大切です
準備に“早すぎ”はありません。家族や周囲のためにも自分がどんな葬儀にしたいか考え、書き残しましょう。どんな葬儀にしたいか迷った時は、まず下記5つのことを考えてみてください。
□参列してほしい人
□予算
□宗教・宗派の確認
□遺影の候補
□棺に入れてほしいもの
家族葬そら
巳亦昭江さん
「遺影がない…というご家族が本当にたくさんいらっしゃいます。旅行や外食、家族でのおでかけ、記念日など…なるべくカメラ目線の写真を撮ることを心がけてください。ご自分の遺影は“コレにしてほしい”とご家族に伝えておくのもいいと思います」