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2024/1/02

葬儀にまつわるお金の疑問|一般的な葬儀費用とは?

おとなKomachi編集部


葬儀の費用は、どのような形式にするか、どのくらいの人数を呼ぶかなど、葬儀の規模によって大きく変わってきます。また各都道府県、地域によっても葬儀費用には差が生じます。

 

葬儀費用は4つの項目で構成されます

一般的に葬儀費用とは、下記4つの項目が合わさった金額のことをいいます。

 

1.葬儀そのものを執り行うための費用

会場の使用費をはじめ、祭壇、棺、遺影、寝台車や霊柩車といった、お通夜と葬儀・告別式を執り行うためにかかる費用です。

 

2.参列者などの接待にかかる費用(飲食接待費用)

通夜振る舞いや精進落としをはじめ、そのほか飲み物など、葬儀に参列していただいた方のためにかかる費用です。

 

3.返礼品にかかる費用

参列者の返礼品や香典返しにかかる費用です。人数や香典を受け取るか否かによって変化します。

 

4.お布施などにかかる費用

戒名や葬儀での読経など、菩提寺(宗教者)にお渡しする費用です。お布施の金額はそれぞれです。地域性や菩提寺との関係性によっても変わります。

 

葬儀費用は一概に平均費用がいくらと明示できませんが、目安としては親族以外の方もお呼びするような「一般葬」を執り行った場合で、だいたい150万円前後から200万円前後程度と考えておくのがいいかもしれません。

 

家族葬を選択した場合の葬儀費用の目安とは

「一般葬」よりも参列者が少なく、規模も小さい「家族葬」の場合、葬儀費用は一般葬と比べて4割から6割程度、抑えられるといわれています。目安として、60万円前後から120万円前後と考えられます。

ただし、参列する人数や葬儀の内容、地域などによって、その費用には差が生じますので、葬儀社としっかり相談したうえで、費用と葬儀の内容を検討するのが得策といえます。