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2024/4/30

葬儀にまつわるお金の疑問|家族葬で起こりがちな金銭トラブル

おとなKomachi編集部


できることなら避けて通りたい金銭面でのトラブル。葬儀や相続など、大きなお金が動く際には、特にそういったトラブルが生じやすいといっても過言ではありません。最悪の場合は裁判に発展してしまうなんてケースも…。

気を付けたい、家族葬での金銭トラブル

家族葬は比較的規模が小さいため、「家族葬は費用が低い」と思っている方も多いのではないでしょうか? そのため、予想していた金額よりも高いと感じる方がいるかもしれません。

確かに一般的な葬儀と比べて葬儀費用は安く抑えることができますが、それでも葬儀であることに変わりはありません。数十万円~高くて数百万円程度の費用が必要と考えるのが一般的です。

家族葬といえども参列人数が多くなればその分、費用は高額になります。かといって、家族や親族のみといったごく小規模な家族葬にした場合、香典収入が少なくなる分、遺族の持ち出しが増えてしまいます。

予想していたより葬儀費用が高額になってしまい、費用の負担が喪主だけでは難しいといった場合も。葬儀費用の負担については親族間でのトラブルに発展するケースも多いため、事前に兄弟や親族で葬儀費用の分担を話し合っておくことをおすすめします。

 

家族葬で大切なのは収支のバランス

家族葬で大切なのは収支のバランスです。家族葬の場合は、香典収入が低いといったことを想定に入れたうえで、実際の葬儀費用を確認しておくと、そのような誤差が生じにくくなり、安心です。

事前に葬儀社へ相談を行っておくのもいいでしょう。家族葬の費用について事前に把握しておくことができれば、今後の人生にまつわる金銭的な計画も立てやすくなりますし、何より、葬儀費用に対する不安や心配ごとが和らぎます。

 

家族葬、金銭面以外で起こりがちなトラブル

限られた人数やスペースで行う家族葬には、親族や友人、誰までを呼ぶか、参列していただく範囲においてトラブルが生じるケースが多く見られます。

「Aさんは呼ばれたのに、私は呼ばれなかった」

「参列したかったのに、家族葬だからって参列させてもらえなかった」

「あの人を呼ばないなんて、不作法だ!」

など、特に親族や親戚の間では、家族葬にまつわるこういったトラブルが生じるケースが。このようなトラブルを避けるためには、親族や親戚に家族葬を行う旨や、それが故人の意思であることなどを丁寧に説明しておくことが大切です。家族葬に誰を呼んでほしいか、生前話し合って、リストなどを作っておくとなおいいでしょう。

 

また、菩提寺とのトラブルも少なくありません。菩提寺がある家庭の場合は、事前に家族葬を行う旨を僧侶にお伝えしておきましょう。その際、戒名についても話し合っておくことをおすすめします。

生前に本人の意志をしっかり聞き、家族・親族や親戚で話し合い(伝えておく)、葬儀社に事前に相談しておく。この3つが、家族葬におけるさまざまなトラブルを回避するために、今からできる大切な事項といっても過言ではありません。