栄養満点、家計にも優しい! 今こそ食卓に取り入れたいキノコ
秋は一層おいしく感じるキノコ。大きな価格変動もなく家計にも優しい、安心して日々の食卓に取り入れることができる食材です。そこで、料理研究家の佐藤智香子さんに、今だからこそ食べたいキノコレシピを教えてもらいました。
料理研究家
佐藤智香子さん
ワイオリキッチン代表。レシピ監修や商品開発など、多彩なメディアで活躍。Instagram(@waiolikitchen365)では最新情報を発信中。
「秋のキノコはより強い香りが楽しめます。キノコ類に多く含まれるうま味成分は、加熱することでグンとアップします。風味が落ちるため、水洗いは厳禁。汚れはぬらしたキッチンペーパーで軽く拭く程度にしてください」。
1.シイタケとトンテキ のステーキ
材料(2人分)
シイタケ(厚みがあるもの)…4枚
豚肉(トンテキ・トンカツ用)…2枚
塩・コショウ…適量
バター…25g
大葉…3枚
【合わせ調味料】
ニンニクのすりおろし…1片分
酒…大さじ3
みりん…大さじ2
しょうゆ…大さじ2
作り方(調理時間25分)
①シイタケは石づきを取る。
①豚肉は2cmの厚さに切り、塩・コショウをする。
①フライパンに、バター(10g)を熱し、豚肉とシイタケを焼く。
①豚肉に火が通ってきたら、合わせ調味料を加える。
①室温に戻して柔らかくなったバター(15g)と大葉のみじん切りを合わせ、仕上げにのせる。
2.キノコとうずらのオイスターあんかけ
材料(作りやすい分量)
エリンギ…2本
マイタケ…1パック
小松菜…1/2束
ゴマ油…大さじ1
うずらの卵…10個
塩・コショウ…適量
【合わせ調味料】
オイスターソース…小さじ2
酒…小さじ2
しょうゆ…小さじ1
砂糖…小さじ1
水…100ml
片栗粉…小さじ1
作り方(調理時間20分)
①エリンギは斜め切りに、マイタケは小房に分ける。小松菜は3cm幅に切る。
②ゴマ油で①を炒め、全体に油がからんだら、調味液を加え弱火で3、4分煮る。
③ゆでたうずらの卵を加え、塩・コショウで味を調える。
3.焼きキノコのオリーブオイル漬け
材料(作りやすい分量)
シメジ…1パック(180g)
エノキ…1袋(100g)
シイタケ…6個
ニンニク…1片
オリーブオイル…80ml
ハチミツ…小さじ1
塩…小さじ1/2
コショウ…適量
ローズマリー…1枝
作り方(調理時間15分)
①シメジは小房に分ける。エノキは下部2cmを落とし半分切る。シイタケは薄切りにする。ニンニクは2つ割りにする。
①オリーブオイル(大さじ1/分量外)で①を1分炒めて、塩・コショウをする。
①オリーブオイル、ハチミツ、塩、コショウを保存瓶に入れ、②とローズマリーを入れて粗熱を取る。
撮影:目崎勝典(OZONE)