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2024/6/28

皮から作ろう おうち餃子|大葉とレンコンの棒餃子

おとなKomachi編集部


もちもち感は手作りならでは

簡単で栄養満点、食卓が一気に華やぐ餃子。たまには皮から手作りしてみませんか。こねて、まるめて、包む作業は、みんなが夢中になるはずです。

料理研究家

佐藤智香子さん

ワイオリキッチン代表。レシピ監修や商品開発など、多彩なメディアで活躍。Instagram(@waiolikitchen365)では最新情報を発信中。

もちもち!餃子の皮の作り方

材料は強力粉200gと水120ml~140mlだけ。直径8cm程度の皮が16枚~20枚ほど作れます。手作りの皮は乾燥しやすくくっつきやすいので、完成したら、打ち粉を付けてラップでおおいながら作業をしましょう。

1. 菜箸で大きく混ぜる

ボウルに強力粉を入れ、水の半量を加える。菜箸で大きくかき混ぜる。

 

2. 水を加えて大きく混ぜる

かたまりができ始めたら、残りの水のさらに半量を加え、大きく混ぜる。

 

3. ボウルから離れるまで

混ぜながら残りの水をすべて加える。生地がボウルから離れるほどのひとかたまりになるまで、よく混ぜる。

 

4. 直径2cmの棒状にのばす

手に打ち粉(分量外)をし、なめらかになるまでこねる。こねた生地を2等分し、打ち粉をしたまな板で直径2cmの棒状にする。

 

5. 乱切りのようにカット

端から斜めに包丁を入れ、切るごとに生地を手前に90度回し(乱切りのようなイメージ)、10等分に切る。ボール状に丸める。

 

6. 麺棒でのばして完成

丸めた生地をまな板に置き、手のひらでつぶす。麺棒を使って中心から外側に向かって生地をのばす。直径8cm程度になるまで。

 

大葉とレンコンの棒餃子

子どもも大人も大好きな、明太子とマヨネーズの組み合わせ。こってりまろやかな味わいを大葉の香りとレンコンの食感が引き締めます。

材料 (10個分)

餃子の皮 …10枚
明太子 …1/2腹
マヨネーズ …大さじ1
ゴマ油 …大さじ1
差し水 …100ml

【餃子の具】
鶏ひき肉 …100g
塩 …小さじ1/3
コショウ …適量
レンコン …50g
大葉 …5枚
酒 …大さじ1

【餃子の羽根】
小麦粉 …大さじ1
水 …大さじ2

作り方

①レンコンは皮をむき、粗いみじん切りにする。大葉もみじん切りにする。
②ボウルに①と残りの〈餃子の具〉をすべて入れ、よくこねる。ほぐした明太子とマヨネーズをあえて加え、ざっくりと混ぜる。10等分する。
③餃子の皮の中心に②をのせ、両端をたたんで棒状にする。
④フライパンにゴマ油を入れ、③を並べて強火で焼く。焼き色が付いたら差し水をし、ふたをして中火で5〜6分焼く。
⑤ふたを取り、合わせた【餃子の羽根】を餃子のふちに注ぐ。強火で1分~2分ほど加熱し、羽根を作る。

 

大葉がたっぷりある時は餃子を包んで食べてみて。より爽やかな味わいを楽しめます。


撮影/目崎勝典(OZONE) 食器提供/大橋洋食器

URL 佐藤智香子(ワイオリキッチン)
https://www.waioli-k.com/