基本のホワイトソースの作り方

ダマのないなめらかなホワイトソースを作るには、牛乳を常温にしておくことが大切。
できたホワイトソースは冷蔵庫で2日間、冷凍庫で3～4週間保存が可能です。

材料 （作りやすい分量）

小麦粉 …50g
バター …50g
牛乳（常温）…600ml
塩 …小さじ1/3
コショウ …適量

作り方

①1.5cm角に切ったバターをフライパンに入れ、弱火で溶かす。小麦粉を加え、木べらを使ってよく混ぜる。
②常温の牛乳を50ml加え、木ベラで溶きのばす。残りは4回に分けて加え、加えるたびによく混ぜながらのばしていく。
③中火にし、絶えず木ベラで鍋底をかき混ぜながら、2～3分加熱する。塩とコショウで味を調える。

小麦粉の代わりに米粉でも作れます。

材料 （作りやすい分量）

米粉 …50g
バター …30g
牛乳（常温）…500ml
塩 …小さじ1/2
コショウ …適量

作り方

①ボウルに常温の牛乳を200mlと米粉全量を入れ、泡立て器を使ってダマがなくなるまでよく溶く。
②鍋に①を入れて火にかけ、絶えずゴムベラで鍋底をかき混ぜながら中火で温める。残りの牛乳を2～3回に分けて加える。
③ふつふつとしてきたら、焦げないようによくかき混ぜながらバター、塩、コショウを加える。中火で2～3分加熱する。

※レシピに登場する「基本のホワイトソース」は、小麦粉、米粉、どちらで作ったものでも大丈夫です。

牡蠣のクロケット

ホワイトソースのアレンジレシピその１は、牡蠣を忍ばせた大人味のクロケット。小ぶりサイズでお酒のおつまみにもぴったり。休日、ちょっと早めの晩ごはんに黒ビールとどうぞ。

材料 （10個分）

基本のホワイトソース …1と1/2カップ
牡蠣 …5個
ホウレン草 …20g
バター …10g
小麦粉（米粉でも可）…大さじ1
溶き卵 …1個
パン粉 …2/3カップ
揚げ油 …適量
クレソン …適量
レモン …適量
塩･コショウ …適量

作り方

①牡蠣はよく洗って水気を拭き、半分に切る。フライパンにバターを入れて中火にかけ、牡蠣を焼き、塩･コショウをする。
②ホウレン草は塩ゆでし、みじん切りにする。水気をよく切り、冷たい状態の基本のホワイトソースに混ぜる。
③ ②をバットに入れて表面を平らにし、冷凍庫で30分凍らせる。
④ ③を10等分し、中心に①を入れて丸める。小麦粉、溶き卵、パン粉を付け、170度の油で揚げる。器に盛り、クレソンとレモンを添える。

撮影／目崎勝典（OZONE）　食器提供／大橋洋食器