家族葬の参列者、人数や関係性に決まりはありません
一般的な葬儀の場合、葬儀についてを伝える親族の目安は二親等以内の血族といわれています。しかし、家族葬の場合は葬儀を執り行うことについて、誰に案内するか、その範囲に明確な決まりはありません。どこまでの親族、そしてどういった間柄までを呼ぶかは、故人の意思と遺族の考え方によって決まります。
例えば、一緒に暮らしていた家族だけで行うのも家族葬ですし、親しい付き合いのあった友人・知人までを呼ぶのも家族葬です。一般的に小規模な葬儀を家族葬と呼びますが、参列者の人数に規定があるわけではないのです。
遺族と親族で行う場合は20名程度が平均的な人数
家族葬の参列人数に規定はありませんが、一般的に多く見られるケースが30人以下という規模です。ご遺族のみで行う場合は10名程度、ご遺族+親族は20名程度、ご遺族+親族に加えて親しい友人・知人を呼ぶ場合(もちろん個人差はありますが)は30名~50名程度といった規模が多い傾向にあります。
よって、遺族と近しい親族のみで行う家族葬の場合は、10名~20名程度と考えておくといいかもしれません。
もちろん10名以下でも葬儀は執り行えます。その場合は、家族葬ではなく、直葬や火葬式といった葬儀形式を提案される場合もあります。
大切なのは葬儀に誰を呼んでほしいか
大切なのは、葬儀に誰を呼んでほしいか家族にきちんと伝えておくことです。それによって葬儀の規模や形式が決まってきます。連絡先まで明記したリストなどを作っておく余裕があれば、ぜひ作ってみてください。いざという時、家族がきっと助かります。
近年は新潟県内にある葬儀社もほとんどが家族葬を行ってくれます。「家族葬を希望したい」と伝えたうえで、葬儀についての相談をしてみてください。