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2023/8/23

葬儀にまつわるお金の疑問|何にいくらかかる? 葬儀費用の内訳

おとなKomachi編集部


「今さら聞けない」「誰に聞いたらいいかわからない」。そんな葬儀にまつわる身近な疑問について、おとなKomachi編集部が解説します。第2回は「葬儀費用の内訳」についてをまとめました。

葬儀そのものにかかる費用だけが「葬儀費用」ではない

「葬儀費用」と聞くと、葬儀そのものにかかる費用を想像する方も多いかもしれません。実際は違います。葬儀費用とは一般的に、①葬儀そのものにかかる費用 ②参列者などの飲食接待費用 ③返礼品にかかる費用 ④お布施などにかかる費用 この4つを合わせたものを指します。

 

家族葬を行った場合の葬儀費用の平均値は100万円前後

①葬儀そのものにかかる費用
会場の使用費をはじめ、祭壇、棺、遺影、寝台車や霊柩車といった、お通夜と葬儀・告別式を執り行うためにかかる費用です。よくテレビCMなどで見かける「家族葬80,000円~」などといった広告は、この金額を指しており、葬儀に参列した方への食事代や香典返し・返礼品の費用などは含まれていません。

 

②参列者などの飲食接待費用
通夜振る舞いや精進落としをはじめ、そのほか飲み物など、葬儀に参列していただいた方のためにかかる費用です。全国平均と比べて新潟県は高額になる傾向があります。新潟県民の持つおもてなし精神の強さからでしょうか、他県が3,000円程度なのに対して、新潟県は8,000円程が平均価格。ちなみに、他県では火葬場で飲食を済ますことが多く、酒類は提供されないケースがほとんどだそうです。

 

③返礼品にかかる費用
参列者の返礼品や香典返しにかかる費用です。人数や香典を受け取るか否かによって変化します。家族葬が主流になりつつある現代、参列者が限定されるため、返礼品などにかかる費用は減少傾向にあります。

 

④お布施などにかかる費用
戒名や葬儀での読経など、菩提寺(宗教者)にお渡しする費用です。お布施の金額はそれぞれです。地域性や菩提寺との関係性によっても変わります。

 

葬儀の費用は、どのような形式にするか、どのくらいの人数を呼ぶかなど葬儀の規模によって大きく変わってきます。また各都道府県、地域によっても葬儀費用には差が生じます。

コロナ以前、新潟県の一般葬にかかる平均額は190万円でしたが、家族葬を執り行う人が増えた今、葬儀費用は概ね100万円前後といわれるようになりました。全国平均をみても100万円前後となっていますので、葬儀を行う場合はそのくらいの費用感を想定しておくと安心かもしれません。

 

費用を抑えたい人には直葬・火葬式といった選択肢も

かつての一般葬に比べて費用は安くなったものの、やはり大きな出費になることは間違いありません。「葬儀費用を極力抑えたい」「葬儀費用をまかなうほどの余裕がない」という人は、直葬・火葬式を検討してみるのも手です。直葬や火葬式は、通夜や葬儀・告別式を行わず火葬のみを行うもので、近年、急激に増えた葬儀形態の一つです。

直葬・火葬式のスタイルも葬儀会社によってさまざまですし、「家族葬」も各社、金額や内容が異なります。踏み出してみないとわからないことも多いので、気になった葬儀会社へ、まずは資料請求をしてみるといいですよ。最近はインターネット、もしくは電話一本で、郵送資料が請求できます。できそうなことから始めてみてください。