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2024/1/25

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墓じまい?樹木葬?注目を集める お墓の選択肢

おとなKomachi編集部


「墓じまい」「樹木葬」、どちらも注目を集めるお墓の選択肢です。でも、お墓があるかないかで選択の道は分かれるそう…プロに詳しく教えてもらいました。

福宝 新潟南店 店長

木下 渉さん

長年業界に携わり、県内各地のお墓事情や樹木葬に詳しい頼れる存在。

お墓の価値観はさまざま 必ず家族・親族で相談を

少子化や単身化が進む現代。お墓の継承が難しいと「墓じまい」を選択する人は少なくありません。そもそも墓じまいとは、墓石を撤去して墓所を更地にし、その土地の使用権を菩提寺に返すこと。

「新潟では墓じまいをした後、そのまま菩提寺にある合祀や永代供養墓にお骨を移すケースが多いです。お骨を別のお墓に移すことを改葬(かいそう)と呼びますが、行政手続きが必要です。現在のお墓がある地域の役所で手続きを行ってください」(木下さん)。

 

菩提寺に合祀や永代供養墓がない場合、お骨の移し先として樹木葬を検討するケースも。

「菩提寺に合祀などがない方はもちろんですが、代々続くお墓がない方や初めての仏様になるという方、お子さんがいない方などは、お墓の選択肢として樹木葬を考えていいと思います。私たちも、『子どもに迷惑をかけたくない』といった方から、お問い合わせをいただくことも多いです」(木下さん)。

 

ただ、一般的なお墓と違って、樹木葬には限られた人数しか入れないため、同じお墓に入る後生がたくさんいるなどの場合は、新たにお墓を建てることを検討してもいいそうです。

「後々、お墓を守っていくのは自分ではなく子どもや親族です。お墓の価値観は人それぞれですので、この先の供養についても考えながら、家族・親族でしっかりと話し合う必要があります」(木下さん)。

 

樹木葬は管理者によって料金や規約がさまざまです。元気なうちにいろいろと資料を取り寄せ、見学などもしながら、将来のお墓を決めるようにしてください。

 

代々の墓がある人

墓じまいの選択肢あり

新潟県は全国でも珍しい骨壺がない地域。お骨はお墓の下に直接入れるため、お骨上げをした後、お骨をきれいにします。

ー 墓じまいの基本的な流れ ー

1.菩提寺に相談する

2. 墓石業者に依頼し墓石を取り壊す

3.お骨上げをする

4.合祀に納骨する

 

代々の墓がない人

樹木葬の選択肢あり

そもそもお墓がない人が選ぶ傾向にある樹木葬。分家に出たり、跡取りがいなかったり…状況は人それぞれです。

ー 樹木葬ってこういうお墓 ー

●初めての仏様に向いています

●この先、墓じまいの必要がありません

●墓石代がかからない分、価格が少し安くなります

●夫婦2人だけで入る場合などにもいいでしょう

●将来、墓守(はかもり)がいない人が入る傾向にあります

●管理者によって樹木葬の規約はさまざまです

 

もっと詳しく知りたい人は、新潟の専門家に相談してみましょう

樹木葬はもちろん 墓石・仏具・葬儀までお任せ

福宝では、長岡市と見附市にある「やすらぎ霊園」の樹木葬をはじめ、県内各地のお寺に福宝管理の樹木葬を保有。墓石・仏具のことから葬儀まで、新潟をよく知るスタッフが相談に応じてくれます。

 

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