喪主がやらなければいけないことはたくさん
葬儀当日はもちろん、その前後にもやらなければいけないことが複数ある喪主。仏式の葬儀を執り行う際、喪主が行わなければいけないことの代表的な内容を、VIPシティホールグループの家老さんにお聞きしました。
※喪主についての詳細はこちらの記事でも紹介しています。
VIPシティホール 終活コーディネーター
家老雄太さん
VIPグループが展開する、冠婚葬祭さまざまなジャンルに精通。
葬儀前
ご遺体の搬送
病院や施設で亡くなった場合、すみやかにご遺体を自宅か葬儀会場に搬送しなければいけません。
寺院(菩提寺)に連絡
菩提寺に連絡して、葬儀の日程を相談します。戒名も依頼し、葬儀前までに授けてもらいましょう。
葬儀の連絡
通夜・葬儀の日程が決まったら、親族や参列してほしい方々に電話やメールで連絡をします。
葬儀社と打ち合わせ
依頼する葬儀社とどのような式にするか打ち合わせを行います。遺影の準備も必要になります。
葬儀当日
僧侶や弔問客の対応
当日は僧侶や弔問客の対応に追われることが多いです。式の世話役が行う場合もあります。
出棺のあいさつ
葬儀会場から火葬場に向かう際、棺が霊柩車に収められたら、見送る会葬者に対してあいさつをします。
通夜・葬儀のあいさつ
読経と焼香が終わり、僧侶が退場したら、弔問客に向けてお礼のあいさつを行います。
お斎のあいさつ・仕切り
お斎を行う場合、喪主のあいさつによって宴席が始まります。お酒を注いで回り、〆のあいさつも。
寺院へのお礼
菩提寺にお布施を渡します。渡し方やタイミングがわからない時は葬儀社や寺院に相談しましょう。
葬儀後
あいさつまわり
近所の人や弔事をいただいた人など、特に親しかった人には葬儀後2~3日中に連絡を入れます。
香典の整理と後返し
香典を整理し、多くいただいた人には香典返しを行います。49日前までに行うのが一般的です。
四十九日法要の準備
四十九日法要の日程を寺院に確認し、親族への案内や準備をします。同時にお墓の準備も進めましょう。
各種届け出と手続き
住民票や健康保険、年金などの手続きを行います。期限のある手続きは必ず期限内に行いましょう。
VIPシティホール 終活コーディネーター
家老雄太さん
「ご紹介した内容は喪主がやることの一部です。ただ、葬儀当日はもちろんですが、その前後も私たちが一緒になってサポートいたしますので、ご安心ください」