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2024/4/02

葬儀の知識|新潟の家族葬とは

おとなKomachi編集部


コロナ禍を経て変わりつつある家族葬

コロナ禍を経て、「遺族・親族のみで行う家族葬」から、「葬儀にかかわる儀式には遺族や親族のみが携わり、友人や知人は弔問するだけの家族葬」に変化した家族葬。

そして今、家族葬の主流は限られた参列者で小規模に執り行いながらも、一般弔問の時間を設ける、といった様式です。通夜振る舞いやお斎を盛大に行う傾向にある新潟県の場合、一般弔問の時間にプラスして会食の機会も戻りつつあります。

一般葬ほどの参列者や規模には及ばないけれど、通夜振る舞いやお斎の時間を設けて、故人との思い出話に花を咲かせる。葬儀は亡くなった方への弔いの儀式であると同時に、残された遺族や親族が心の区切りを付ける大切な時間でもあります。そういった席は大切にしていきたいと考える人も多いでしょう。

 

家族葬も多様化の時代が到来!?

新型コロナウイルスの流行によって拡大した家族葬の需要。今後はより一層広まるニーズに合わせて、家族葬の多様化が進むはずです。自分には、もしくは家族には、家族葬が合っているのかどうか。下記の項目に当てはまる方は、今後、家族葬を検討してもいいかもしれません。

 

親しい家族との関係が強い

家族葬は、親しい家族と共に故人を送る機会を提供します。親しい家族との絆が強い人々にとって、大規模な葬儀よりも家族葬が適していることがあります。

コストを抑えたい

大規模な葬儀は費用がかかることがありますが、家族葬は通常、コストを抑えることができます。予算に制約がある人々にとって、家族葬は経済的な選択肢として魅力的かもしれません。

感染リスクを最小限に抑えたい

特に感染症の流行時期や感染リスクが高い場合、家族葬は感染リスクを最小限に抑える方法として選択されることがあります。

伝統にとらわれない

伝統的な葬儀にこだわらず、よりシンプルで個人的なアプローチを好む人々にとって、家族葬は魅力的かもしれません。

遠くに住む家族や友人が多い

家族葬の多様化に合わせて、遠くに住む家族や友人がオンラインで参加しやすい状況が一層築かれるでしょう。

 


葬儀は残された家族にとっても重要な節目となります。必ず親子や家族で話し合う機会を設けるようにしてください。

新潟には頼れる専門家がたくさんいます。葬儀に関連することでわからないこと、困ったことがあれば、相談してみましょう。

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