近年、注目を集める樹木葬。少子化の影響や、費用面での負担が比較的抑えられることから、最近ますます注目を集めています。「樹木葬」といっても、タイプはいろいろとあるのをご存知でした？　こちらの記事では、樹木葬の代表的なタイプをご紹介いたします。

樹木葬には３つのタイプがあります

■里山型樹木葬

その名の通り、里山や山林などに造られる樹木葬で、墓標は樹木。「自然に還る」というイメージに最も近い埋葬スタイルといえます。もちろん、埋葬する場所は法律で埋葬を許可された土地になります。

人工の手が加えられていない自然のままの状態の樹木葬も多く、もともと自生している木の側に埋葬するようなスタイルも。埋葬と合わせて、木を植えるパターンもあります。

都市部に造られることが多い樹木葬です。芝生などで地面を覆い、まるで公園のような雰囲気にしているところも多いです。多くは、シンボルツリーのまわりに区画ごとに埋葬します。埋葬方法は管理している寺院や企業によって、骨壺のままだったり、そのまま土に埋葬したり、さまざまです。

まるでイングリッシュガーデンのように、レンガ造りの装飾や草花に囲まれた樹木葬で、女性からの人気が高いそうです。区画が決められていることが多く、墓地とは思えないほど華やかな場所も。樹木葬といっても、こちらは里山型のような樹木を墓標にするのではなく、墓石を墓標にしているところも多く見られます。

ガーデニング型樹木葬のように、手入れが行き届いているような場合は、やはり里山型と比べると費用が高くなる場合も。ただ、公園型やガーデニング型のほうが比較的アクセスのいい都心部にあるので、交通費を考えると…安易にどちらが安価とはいえないかもしれません。

樹木葬を検討されている人は、どのような埋葬スタイルを希望しているか、また残された家族がお墓参りに行きやすい場所かなども考慮したうえで、一度、現地を見学してから検討するといいですよ。

おとなKomachiの特集第３弾で樹木葬についてお話をお伺いした「福宝」の樹木葬専用サイトがオープンしました。新潟で樹木葬をお探しの人は、ぜひこちらもチェックしてみてください。