可能な限り処分ではなくリユースにつなげましょう

葬儀を終えた後に遺族が中心となって行う遺品整理。親と離れて暮らしている、荷物が多くて手に負えない…といった理由から、専門業者に依頼するケースが増えています。

「物を処分するにもお金がかかる時代ですから、誰かに譲ったり、売って現金化したり…可能な限り処分ではなく、リユース活動につなげられるといいですよね。そのお手伝いができるのが買い取り業者や質屋です。時間や体力の消耗が激しい仕分け作業をご遺族に代わって行い、故人が残した物に新たな価値を付けて次に譲ることができます。不要品と思っていたものが、結構な金額になることもありますよ」。

お話を伺った質屋かんてい局 新潟南店は新潟市中央区南長潟にあります。遺品整理で見つかった価値ある品々も取り扱っています。

まず形見分けをし、その後、残った遺品の整理を専門業者に依頼するといいそう。ただ、物があればあるほど費用と時間がかかるのが遺品整理です。親や自分が元気なうちから“物の生前整理”を始め、後々の負担が少しでも減るよう努めましょう。