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2024/3/27

法事・法要の基礎知識|法要の準備でおさえておきたいこと

おとなKomachi編集部


法要の準備は2カ月前から始めておくと安心

忌明けの四十九日法要や一周忌など、大きな法要を行う際は事前に準備が必要です。日時・場所の決定や法要の案内、お斎を行う場合はその手配など、法要の2カ月前頃から準備に取りかかっておくと安心です。こちらの記事では、親族などを呼んで法要を行う際の基本的な準備の手順を解説します。

法要を行う際の基本的な準備の手順

1.施主を決める

法要を行う際に、中心となって取り仕切るのが施主の役割です。施主は葬儀で喪主となった人がつとめるのが一般的です。しかし、何かしらの理由でつとめられない場合は、喪主に準ずる人に依頼します。

2.日時を決める

本来、祥月命日に行うのが理想ですが、参列者の都合を考え、命日より前の休日に行うのが一般的となっています。まずは菩提寺に連絡したうえで、日時を決めましょう。

3.場所を決める

法要を行う場所に特に決まりはありません。自宅か菩提寺で行うのが一般的ですが、最近では葬儀会場や料亭、ホテルなどで行われることも多くなってきました。家族葬への注目が高まる昨今、法要も以前に比べると小規模なものが増えています。参列者の人数などに応じて、会場を決めるといいでしょう。

4.法要の連絡

法要の日時が決まったら、法要に招く人の範囲と人数を決めます。法要の一カ月前までには案内状や電話で出欠を確認し、最終的な人数を決めておきましょう。

5.引出物の用意

参列者に、故人を供養してくれることに対するお礼として、引出物を渡します。引出物はタオルやシーツ、お茶、コーヒー、お菓子などの日用品が一般的です。引出物には黄白の水引が印刷された紙に「志」と表書きをします。なお、一軒の家から複数の人が参列する場合は、一家に一品、もしくは違う品物を渡すなどの配慮をするといいですよ。

6.お斎の手配

法要の後にお斎を行う場合は、僧侶と参列者をお斎の席に招待するための会場や料理を用意します。葬儀会場をはじめ、料亭、ホテルなどに席を設けたり、自宅に仕出し料理を取って、参列者をもてなすこともあります。お斎を省略する場合は、お土産用に折り詰めや小瓶のお酒を用意しておくといいでしょう。

ちなみに、お斎の席の料理は精進料理でなくても構いません。本来、四十九日までのお斎の料理には精進料理にするのが建前でしたが、現在では、ほとんどこだわらなくなっています。ただ、料亭や仕出し料理屋に料理をお願いする際に、法要の席であることを伝えておき、慶事用の料理を除いてもらうようにしましょう。

 

自宅で行う場合は仏壇と供物台の準備を

自宅で法要を行う場合は、仏壇の前で行うのが一般的です。その際、葬儀社に依頼し、法要用の祭壇を設置してもらうことも可能です。

法要を行う前には、家の内外を掃き清め、仏壇もきれに掃除をしておきましょう。家の中にある派手な装飾品などは、目につかない場所に移動させるなどして配慮を。また、仏壇の前には、参列者が持参した供物を並べる供物台を用意するといいでしょう。供物台は小机に白布をかけて作るのが一般的です。法要当日の朝は、仏飯や浄水などの日常の供物を済ませておくといいですよ。

 

菩提寺で行う場合は一カ月前には依頼を

菩提寺で法要を行う場合は、遅くとも一カ月前には施主が直接お寺に出向いて、依頼をするのがいいでしょう。出向くのが難しい場合は電話などでも構いませんが、足を運べるようであれば、直接会って依頼する方が好ましいです。その際、僧侶やお寺の都合とすり合わせながら、法要を行う日時を決めます。

 

法要当日は、施主と家族は参列者よりも早めに菩提寺に到着するようにし、僧侶に挨拶をします。その際、ご位牌や供物・供花を忘れずに持参してください。供物は宗派によって違うため、事前に、お寺と相談しておくといいでしょう。その他、わからないことはそのお寺にお世話になっている親族や、お寺に相談してください。