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2024/5/07

仏壇についての基礎知識|現代の暮らしに合わせて広がる仏壇の選択肢

おとなKomachi編集部


伝統的な仏壇とは

伝統的な日本の仏壇は、一般的に木製で作られています。一般的な形状は、上から見ると台形や正方形で、多くの場合、背面に蓋があります。仏壇の中には、仏像や位牌(いはい)を安置するための専用のスペースがあります。

仏壇には「塗り」と「唐木」の2種類があります

仏壇は、材質やその作りから大きく分けて「塗り仏壇」と「唐木仏壇」に分けられます。塗り仏壇は「金仏壇」とも呼ばれ、漆塗りの上に金箔を施して鮮やかに仕上げています。主に、杉や松、ひのきを用いて作られ、近畿や東海、北陸地方などで多く見られます。

唐木仏壇は、黒壇(こくたん)や紫壇(したん)、桑、かりん、くるみ、桜、黒柿、けやきなどが材料として用いられます。金箔などの装飾はありませんが、材質の上品な風合いや質感、重くて耐久性のある材質本来の良さを生かして作られるのが特徴です。主に、関東地方から北で多く見られる仏壇です。

現代の暮らしに合った仏壇も登場

現在では、さまざまなタイプの仏壇が販売されています。仏間などに置く大きなタイプから、タンスの上に置けるような小型のタイプ(上置き型仏壇)まで、その種類はさまざまです。

伝統的なデザインにとどまらず、現代的な要素を取り入れた多様なスタイルが存在し、シンプルでモダンなデザインから、洗練された和風デザイン、さらには西洋のインテリアにも調和するようなユニークなデザインなど、様々な選択肢があります。そして、個人の好みやニーズに合わせてカスタマイズできることも特徴の一つです。サイズやデザインの変更、色の選択、付属品の追加など、多くのオプションが提供されています。

また、伝統的な仏壇は一般的に大きくて重いものが多かったですが、現代の仏壇は一般的にコンパクトで軽量なものが多いです。これは、現代の住宅事情やライフスタイルの変化に合わせたもので、小さな部屋やマンションでも設置しやすくなっています。さらに、電気スイッチやリモコンで簡単に照明や音楽を操作できるものがあります。

仏壇はいくら程度で購入できる?

仏壇の価格は、さまざまな要素によって大きく異なります。素材、サイズ、デザインの複雑さ、作り手の技術レベルなどによって左右されます。よって、一般的な平均価格を示すことは難しいですが、価格の目安をいくつか挙げます。

比較的シンプルなデザインや小型の仏壇であれば、数万円から数十万円程度が一般的です。より高級な素材やデザイン、大型の仏壇を選ぶ場合は、数十万円から数百万円以上の価格帯になることがあります。特に、高級な木材や彫刻技術が使われたもの、または有名な職人の手によるものは、高額な価格に。

さらに、仏像や仏具などの付属品やオプションも価格に影響を与えるので、仏壇を購入する際には、自身の予算やニーズに合った製品を選ぶことが重要です。